2024/04/19
どっちが図々しい
 今日はあいにくの曇天だ、桜も悲しんでいることだろう。 さて毎年庭にトマトやキュウリを植えているのだが、イマイチ何時頃植えて良いのか分からなかった。 患者さんからお聞きしたのが、桜の咲く頃で良いのではとの事。 よってこの前の日曜日に、苗を買って植えてしまった。 もちろんその一週間前に庭の土を掘り起こして石灰を撒いておいたのだ。 別な患者さんが、植えるの早いのでは?と発言する方もおられた。 以前は4月でも雪が降ったり、霜が降りたりした事も有った記憶が有る。 しかし最近は以前と違い、温かい4月なので植えても大丈夫そうである。 スイカを育てるのは、我が家の庭だと日があまり当たらないので難しい事を悟った。 よって農家の義理の弟に苗を渡して、育ててもらう予定である。 昨年は苗3本で10個の大きなスイカを作ってくれた。 娘に苗だけ渡して、スイカを作って持って来てもらうのは図々しいと言われた。 確かに考えて見れば、図々しい話である。 しかし数年前娘が、叔父さんに電話で「叔父さん、スイカの苗買いそびれたから、苗買って作って出来たら持って来て」と言っていたのを思い出した。
2024/04/18
歩行速度
 私は歩くのが好きである、よって歩く文献は興味が尽きない。 45歳時点での歩行速度についての文献に興味深いものがあった。 歩行速度の遅い人は、身体機能の低下や加齢の兆候が顕著だそうだ。 バランス能力や視覚運動が低く、立ち上がりテストなどの成績が悪いようである。 歩行速度の遅い人は、複数の臓器の老化速度が速く、顔も実際の年齢より老けて見える。 知能指数も低く、処理速度、作業記憶、言語理解の機能低下も見られたそうだ。 私は40歳代の時は、歩く速度が速かった記憶が有る。 店に来る迄に何人歩いて抜けるかと、数えながら歩いた記憶が有る。 しかし70歳を迎え、若い方に抜かれる事も多くなった。 前を歩く人を抜くのも、遠慮しがちに成った。 明らかに40歳代のような速度では歩けない。 よって距離を多く歩くように努めている次第である。 至って健康な現状を見ても、歩くことは私にとってプラスなようだ。 この歳に成ると、ゆっくり歩いたり、早く歩いたり、強弱をつける事が良く感じられる。 とてもランニングをする気には成れないが。
2024/04/17
足の裏のシビレや痛み、違和感
 足の裏に問題を抱えて来院される方は多い。 しかし足底筋膜炎、足根管症候群、糖尿病性神経障害、脊柱管狭窄症など原因と考えられるケースは多い。 この中で一番分かりやすいのが、足底筋膜炎である。 寝ていて痛く無いが、朝起きた時に足を付いた瞬間痛みが生じる。 踵の前の方に痛みを感じるので、比較的判別しやすい。 脊柱管狭窄症の場合は、立ったり、歩いている時に足底にシビレや痛み、違和感(とりもちが付いた感覚など)が生じる。 糖尿病性神経障害は、足底全体に症状が出るが、足根管症候群は踵付近は感じないで、土踏まずから指先に症状が出る。 内くるぶしと踵の間の足根管を通っている動脈を強く押すと症状が強くなるから、それで判断できる。 患者さんは、整形外科や神経内科などに行かれる方が多い。 足根管症候群の中には、手術しないと症状が改善されないケースも有るのだ。 例えば足根管の中で脂肪組織などで神経が圧迫されているケースなどである。 たまには真面目にこんなブログも書いてみるのだ。
2024/04/16
40周年
 雨が降る前や、気温が下がると神経痛が発症する人は多い。 つまり湿気と冷えが神経痛の一つの要因と言えよう。 明日は雨模様で昨日よりも気温が低下、そのせいか本日は満員と成った。 若い時は朝から昼飯も食わず夜まで施術が当たり前だった。 しかしこの歳だと長くは持たない。 太く短くか細く長く、どっちか選択となり後者を選択した。 過労で倒れた時が有ったからだが、良い経験をした。 様々なブログで書いたが、中くらいが一番良いのだ、長くやる為には。 後4~5か月で開業40周年と成るのだが、まあ健康でやって来れたのも中くらいを目指したからだ。 よく患者さんが何でそんな事が分かるんですか?と質問される。 私はいつもこれは分かるが、その他の事は家内にいつも「歳の割には分からない事が多い」と言われていると答えている。 患者さんを施術する事は今でも好きである、しかし後何年出来るかは分からない。 私が脳梗塞や脳卒中、癌など患えば、当然止めざる負えないからだ。 自分が健康で無ければ、この仕事は精魂込めて出来なくなることは確かである。
2024/04/15
愛犬の体重増加
 人の成長は一日の期間では分かりはしない。 しかし今朝の合浦公園の桜のつぼみは、たった一日でつぼみが膨らみ、先っちょがほとんどピンクに染まり開きそうだった。 弘前公園は昨日開花宣言したが、青森市もそろそろだろう。 さて愛犬は豆しば犬なのだが、早朝散歩だとあまり走らない。 昼は家内が散歩させているが、車で公園に連れて行っているようだ。 最近愛犬が太り気味で一寸走らせようと、昨日の夕方二個のフリスビーを持って散歩。 案の定、全力疾走でフリスビーを追いかけ走りまくっていた。 一個だとくわえると中々離さないので、二個持って行って正解だった。 かなり興奮して走り回ったせいか、愛犬のゼイゼイという息切れが中々収まらなかった。 心房細動でも起こすんじゃないかと少し心配した。 10分ほどで落ち着いて、水を一気に飲み干していた。 私ももっと若ければ、一緒に走り回りたいのだが。 運動不足で太ったのか、私が食べさせた食べ物で太ったのか? あんこ、ケーキ、ギンダラなど時々あげていた事は反省しています。
2024/04/12
博打中毒
 弘前公園は本日から、青森市の合浦公園は明日から桜祭りが始まる。 弘前は分からないが、合浦公園はつぼみの先っちょが少しピンク色のソメイヨシノも見られる。 来週早々開花と成るだろうから、来週の土日曜日辺りが見頃となろう。 さて大谷選手の通訳だった水原氏の賭博の負け金額が62億円。 大谷氏から奪った金額が約24億円との事。 62憶から24憶を引くと、38億円となる。 まあ38億円の内、いくら自腹で払ったかは分からないが、まだ30億円以上の未払いが有るのではないか。 もしあの時発覚していなかったら、盗んだお金が24億円で済まなかったかも知れない。 このような金額を見ても、水原氏は博打依存症という病気である。 この病気を治すには、刑務所に何年も入って博打が出来ない状態を続けるか。 あるいは専門家の先生に治療受けるしか無いだろう。 世の中には、アルコール中毒、麻薬中毒、ニコチン中毒、セックス中毒、博打中毒など多数の病気が存在する。 意外にもこの中で一番治りにくいのがニコチン中毒なのだ。 水原氏は、これから罰を受けて一刻も早く病気を治して、社会復帰して欲しいものだ。
2024/04/11
適度が健康
 元横綱の曙氏が54歳で亡くなったようだ。 以前このブログで書いた事が有るが、背が高い、太っている、激しい運動をする方は短命だと。 酸素を多く吸うと、細胞が酸化する。 つまり釘が錆びたイメージだと思えば良い。 人間が老化するのは、酸素を吸うからだ。 酸素を吸わなければ生きてはいけないから、老化は免れないのだ。 何事もやり過ぎは良く無いのだ。 適度な運動は良いが、日本一世界一を目指すなら、当然過激なトレーニングをしなければならない。 そうなれば吸い込む酸素量は莫大に成る。 それを長く続けると、寿命が縮み癌などの病気に成りやすくなる。 この説が100%正しいかどうかは、現在の科学で証明は難しいかも知れない。 しかし千代の富士、ジャイアント馬場、柔道の金メダリスト古賀氏、斉藤仁氏、例を挙げたらキリがない。 総て我々から見たら強い男のイメージで、とても男性の平均寿命まで行かないで亡くなられるとは思われないのだ。 中国の統計では、男性は168cm位が長生きされているようだ。 何事も適度が良いのであって、極端は良く無いのだろうか。
2024/04/10
楽な姿勢が無い場合
 人間の痛みの三分の二程度は、あまり分からない疾患の痛みだという意見も有る。 実は私が経験した患者さんで、非常に厄介なケースが有ったのを覚えている。 30歳代の女性で、腰痛の為に来院された。 もう20年ほど前のお話なのだが、分からない腰痛なので今でも心に引っ掛かる事が有るのだ。 座っていても、寝ていても、立っていても腰痛が感じられるとの事。 子宮や卵巣などあらゆる内臓疾患を疑ったが、内科や婦人科での検査で異常なしであった。 試しに腰にサラシや腰痛ベルトを装着したが痛みは変化なし。 温めても冷やしても変化なし。 骨盤や腰椎の調整しても変化なし。 その当時は腰痛のストレス説はあまり重要視されていなかった。 最近整形の医師が、腰痛はストレスから起きると説いている。 このケースだとそれが正解だったかも知れない。 痛みの有る疾患で、特定の方向に体勢を移すと痛みが楽に成る。 この場合は、治り易いと思っている。 しかし炎症や腫れがひどいケース以外で、楽な姿勢が無い疾患は治りにくいと思った方が正解だ。
2024/04/09
不思議なお話
 患者さんでヘルニアや脊柱管狭窄症でお出でに成られる方は多い。 特徴として腰痛だけじゃなくて、臀部痛や下肢痛(足の痛み)を伴っている場合が多い。(シビレのケースも) この様な患者さんをMRIで検査すると、神経の圧迫が明らかに診られる場合が多い。 多いと書いたのは、神経の圧迫が診られないケースも有るからだ。 これ自体も不思議な話であるが、実はもっと不思議なお話が有るのだ。 MRIで明らかにヘルニアや脊柱管狭窄症と診断されても、全然症状が無いケースも多いのだ。 老衰で亡くなられた高齢者の男性を解剖すると、前立腺がんの方がおられる。 しかしこの前立腺がんが原因で亡くなられた訳では無いのだ。 おそらく前立腺がんと知らないで、亡くなられたケースも多いはずだ。 私の患者さんで、悪性リンパ腫と診断された方がおられた。 病院では手の施しようが無いと言われたようだ。 取り合えず抗がん剤を断ったのだが、余命数か月と言われたそうだ。 あれからもう7~8年に成るが、お元気で暮らしているのだ。 そう言えば私の叔母も、膵臓がんと言われて抗がん剤を使用しなかった。 10年後脳卒中で死亡。
2024/04/08
青森県が全国3位
 青森が全国3位、大阪が1位、東京が2位、大都市圏に続いて3位とは何か? 答えはマナーの悪さだと知って、がっかりした。 全国で1位が寝る時間が長い、短命、テレビを見る時間が長いは、聞いたことが有るが。 犬の糞を片付けない、歩行者の近くを通過する時に、車が速度を落とさない、お礼を言わないなどが挙げられている。 毎朝愛犬と散歩していて、確かに犬の糞を片付けず放置している人がいる。 毎日歩いているが横断歩道を渡っているのに、車優先と勘違いしている運転者も見られる。 お礼を言わないは、恥ずかしがり屋が多いせいも有るかも知れない。 大阪、東京、に次いでマナーが悪いは、本当にショックであった。 県民一人一人の自覚が上向かなければ、この問題は解決できないだろう。 来院される高校生を観察すると、青森山田高校の生徒さんが一番礼儀正しく感じられる。 挨拶もしっかり大きい声でされている。 これは青森山田高校の教育方針を褒めるしか無さそうだ。

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